町中 芳香剤だらけ


すいません
金木犀の香りです


ふと 見上げると
大木があったりするんですね


朝の冷たい空気に乗って
鼻腔をくすぐられるのが
スキです。


金木犀には特別な思い入れがあります


少しだけ夜遊びが許された15の秋。

残酷な私は、切り刻んだ彼の視線を感じるために、
そっと家を出る。
まだ大丈夫。
吐く息は白くない。
この香りは、いつまでたっても
快感なトラウマ