通夜


ありがたいことに ここ20年くらい身内に不幸がなかったから
知識が乏しく 焼香するのも ぎくしゃく  大人としてどうなん?




三つ というか 三経というか  三典というか
とにかく  僧侶とともに 3つ 経を唱える



寝たきりになる前のおばあちゃんは、いつも夕飯前に
仏壇の前で木魚をたたきながら唱えていたのを思い出す





父のあいさつ


ときどき こみ上げるものをこらえつつ
「さすが父」「やっぱり父」的なものだった




御詠歌

幼いころ「観音さん」と言っていた

一月に1回、当番家でこの「御詠歌」を唱えていた(これは練習だったのかな)
 
 
「ちりーん かち 」 「ちりーん  かち」

歳のいった 女性 12,3人が、歌いながら「鐘」を叩いているのだろうけど
後ろにさがって 聞いていたので、この鐘を見ることができず
不謹慎だが  鐘の音は怖かった






百万遍

木製の大人の拳大ほどの大きさの数珠
直径 2mくらいかな


向かいあわせに輪になり「波阿弥陀仏」と唱えながら
この大数珠を左へ回す


幼かったころ、近所の家に行き、近所の子供らが「波阿弥陀仏」と唱えながら
この大数珠をまわし、ソフトボール大の赤飯おむすびをいただいてかえる 
「佛事だけど祭的要素がある」 という記憶がある
ので、通夜の席でこれを行うとは思わなかった




いろいろ デジャヴ  





耳にし、記憶もあるのに あまりにも生活に一部だったため 
ちゃんと説明できないことや えっ デジャヴ? なことが今回たくさんありすぎて
 やれやれ とか  大人としてどうよ >_< がたくさんだ




寝ずの晩

男衆(おばあちゃんの息子らとか)


そのころ実家では、その配偶者らと子達で近況報告会が盛り上がり
妹はアパートへ帰宅してしまったので、実質私だけ他人という状況


WHY  自分家なのに 私は台所にぽつん  なにこれ 嫁の気分
しかたない 茶ぁ 出してやるか 茶ぁ



まあ 嫁は他人事で良いのよね  っていう見本を見せていただきましたよ
この態度 私も あそこで とらせていただくわ   っつーか とる!


どーでもいいけど
さっさと風呂に入りやがれ
この日 私は8番目(最後)に入浴
布団に入って4時間後には朝飯の用意だ


葬式へ